☆やまなか動物病院のブログです☆

2014年6月12日 木曜日

猫の飼い方①



こんにちは。院長の山中です。

病院猫のふじ子(2か月)もだいぶ猫らしくなってきました。



子猫のうちはいろいろと注意しなければならないことがありますが、まずは駆虫が必要ではないかと思います。


駆虫とは薬で寄生虫を駆除することを言いますが、外で生活していた猫はお腹の中に寄生虫がいることが多いです。



寄生虫は宿主(寄生虫が寄生する動物のこと。この場合猫のことです。)が死んでしまうと困るので、寄生されている猫が重症になることは少なく 時々便に白い虫が出てきたり回虫の塊を吐いたりするぐらいですが(我が家の猫も子供の時に吐いてました。)、人に感染すると幼虫移行症をおこし問題になります。



幼虫移行症とは寄生虫の幼虫が体の中を動き回りいろいろな臓器に入り込んでしまう現象です。



場合によっては目の中に入り失明したり、脳神経系の中に入り込んでしまうこともあるので要注意です。



また、寄生虫の卵は便の中に排泄され手を介して口に入ることが多いので幼児での感染が多くなります。(例:砂場で遊んで回虫の卵が手につき、その手を洗わずにおやつを食べる)なので小さいお子さんがいるご家庭は手洗いと便の処理をしっかり行うようにしてください。





という訳で猫を飼い始めたら念のため一度は駆虫薬(虫下しです)を飲ませた方がいいと思います。





写真はジャブ(猫パンチ)の練習をするふじ子



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投稿者 やまなか動物病院

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