☆やまなか動物病院のブログです☆

2014年10月23日 木曜日

食道梗塞つづき

こんにちは。

院長の山中です。



昨日の食道梗塞の話の続きになりますが

犬は結構大きな物でも丸飲みしてしまうことがあります。

その結果、食道の途中で詰まってしまい

食道梗塞食道内異物とも言います)を起こしてしまいます。

梨、リンゴ、犬用のガム、フライドチキンの骨

小型犬では焼き鳥の砂肝などもよく詰まってしまいます。



食道に物が詰まって何が問題かというと

詰まっている場所の食道粘膜が圧迫され

血のめぐりが悪くなってしまいます。

この状態が長期間続くと食道が炎症を起こし

最悪、穴が開いてしまいます。

穴が開くほどになると治療しても亡くなってしまうことが多いです。



また、穴が開かなくても食道の損傷が治る過程で

食道が狭くなってしう食道狭窄を起こすことがあります。

この場合、食べ物の通りが悪くなり

物が飲み込みづらくなってしまいます。



食道梗塞の症状ですが

典型例では大きな物を飲み込んだあとから

頻繁に吐こうとするが何も出ないまたは

泡みたいなもの(飲み込めなかった唾液です)

を吐く(吐出と言います)といった症状がみられます。



注意したいのは頻繁な吐出が出てないときです。

詰まっていても数回白い泡を吐いただけだったり

食べた後だけ吐くといった症状だと

胃腸炎による嘔吐と間違えてしまうこともあります。



治療法としては全身麻酔下で詰まった物を

胃の中に押し込むか内視鏡で摘出します。



食道梗塞は場合によっては命に関わることもあるので

ワンちゃんにおやつをあげるときは

詰まらない大きさにして与えてあげるようにしましょう。


投稿者 やまなか動物病院

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