☆やまなか動物病院のブログです☆

2014年11月28日 金曜日

肛門嚢



こんにちは。

院長の山中です。



昨日、臭腺の一つである肛門嚢について触れましたが

これは犬にも猫にもあり

肛門腺から分泌される臭いの強い分泌物をためいています。



この分泌物は通常、便と共に排出されますが

ときどき排出が上手くいかず分泌物が

肛門嚢に溜まってしまうことがあります。

これは炎症や感染により

分泌物を排出する管が狭くなってしまったり

分泌物自体が泥状や固形になってしまい

排泄されにくくなることが原因になります。

また便が柔らかすぎたり少ないことも

分泌物の排出が減る一因となります。



いずれにしても分泌物が溜まっている状態が続くと

炎症や感染が起こりまたは悪化し肛門嚢炎を起こしてしまいます。

ひどくなると肛門の横の部分が腫れ

穴が開いて膿が出てくることもあります。



そのため肛門腺が溜まりやすい子は

定期的に肛門嚢を絞ってあげる必要があります。

また地面にお尻をこすりつける動作は

肛門付近に違和感がある証拠なので

肛門嚢に分泌物が溜まっていないか

あるいは肛門嚢炎をおこしていないかを

チェックしてあげましょう。



また犬では肛門嚢に肛門嚢腺癌という腫瘍ができることもあるので

肛門の横が固く腫れているときは

(肛門嚢炎の場合は腫れても弾力があるか軟らかい事が多いです。)

病院で診察を受けるようにしてください。





やまなか動物病院

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投稿者 やまなか動物病院

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