病気や症例

2014年6月28日 土曜日

皮膚疾患(膿皮症)について

こんにちは☆看護師の市川ですっ(*^^*)♪


雨が降ったり止んだり不思議なお天気です...
明日は曇りみたいですよ...でも夕方に雨予報とも聞きました(;_:)どうなんですかね!


今日は、皮膚疾患についてお話しますっ!
皮膚疾患といってもいろいろな症状があるので
今回はそのなかでとっても多いと言われている膿皮症についてです(>_<)!





膿皮症は、皮膚にブドウ球菌などの細菌が感染することによって生じる化膿性の皮膚病です。


<症状>
細菌感染の深さや程度、細菌の種類などによって、
浅在性、表在性、皺壁性、深在性に分かれ、それぞれ症状が異なります。
おもな症状として、発赤や脱毛、発疹(ブツブツ)、膿疱、かさぶたが見られます。
夏場に起こりやすく、症状がひどくなると
皮膚の奥深い部分まで病原菌が入り込み患部が腫れたり膿がでたりしてきます!
顔や腋、股や指の間などによく現れるみたいですっ(>_<)


<原因>
ブドウ球菌などの細菌が皮膚に感染することによって発症。
細菌感染は、不衛生な環境、擦り傷や噛み傷、老化、栄養不良により、
通常は皮膚が持っている細菌の侵入を抑える力が失われることによっておこります。
皮膚に合わない成分のシャンプーの使用、過度のシャンプーなどが原因になることもあるんです!!!


<治療>
治療は、原因である細菌に合わせた抗生物質の投与、薬用シャンプーによる洗浄が基本となります。
ほかの病気が原因となっている場合、その治療が必要となります。


<予防>
膿皮症を予防するには、飼育環境を清潔にする、食事・栄養に気をつける、
シャンプーの成分や回数に注意するなど、日頃から皮膚の健康に気をつけることが大切です(*^_^*)!


また皮膚疾患について分かりましたらご報告しますね☆!


写真は、最近いたずらっ子の "ふじ子" です(#^^#)



投稿者 やまなか動物病院

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