病気や症例

2014年12月 9日 火曜日

犬の膀胱炎について

こんにちは☆看護師の市川ですっ(^^♡






今日は、犬の膀胱炎について書きたいと思います!



膀胱炎は尿をためる袋とも言うべき膀胱に炎症が発生した状態をいいます。



メスの方が膀胱炎にかかりやすいのは、オスと比較して尿道が短いため、
細菌の進入を簡単に許してしまうからです。


発症の仕方により急性と慢性とに分かれますが、

多くの場合は慢性化し、腎盂腎炎などの合併症を引き起こすことがあります。





膀胱炎の主な症状は、、、、

    ぐったりして元気がない
    食欲不振
    発熱
    お水をたくさん飲む
    おしっこの回数が増える
    尿の色が濃い
    尿がにごっている
    血尿
    尿のにおいが強い





原因は、、、、

糖尿病、加齢、排尿を我慢していたり、ストレスや細菌感染などが考えられています。

特に体力が低下している時には、膀胱炎にかかりやすいみたいです...

また、膀胱結石などのように、尿中の結晶や結石が原因で発症することがあります。





冬の寒い時期は特に泌尿器系の疾患になりやすいとされており、

寒さでおしっこが近くなったり、水をあまり飲まなくなることによって尿量が減ることや、

トイレが廊下や洗面所など少し寒い場所にあると排尿回数が減る場合があるなどの理由から、

細菌感染が起きやすくなったり、尿中に結晶ができやくなる傾向がみられます!




なので!この冬は泌尿器系の疾患を起こさない為にも

ワンちゃんの温度管理が大切です!

なるべく暖かく過ごせるようにしてあげて下さい(゜-゜)!





上記のような症状が見られた場合は、診てもらって下さいね(^^)/!







今日の写真は、、、、、

卵から孵ったメダカ君!ですっ♡♡

今のところ二匹ほど孵りました♡やったー!!!!!

ちなみに右は顕微鏡で見た卵です。






これからどんどん増えていきそうです(*^-^*)♡♡



神奈川県横須賀市佐原のやまなか動物病院は

夜間救急も対応しております。

投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL

2014年12月 6日 土曜日

犬回虫について



こんにちは☆看護師の市川です(*´▽`*)



毎日布団をかけて寝ているつもりなんですが

寒い!!!と思って起きてみると布団がどっかにいっていることが

多くて気付いてみれば鼻声に...(;゚Д゚)

なので数日は鼻声ですのでお許しください_(._.)_笑





今日は犬回虫について書きたいと思いますっ♪



犬の回虫とは、線虫に属する寄生虫の一種です。




回虫はヒトやイヌ、ネコなど多くの哺乳類の小腸に寄生し、

体型はミミズに似ていて、成虫はオスで最大10cm、メスは20cmと大型の寄生虫です。




成熟したメスは1日10万個から25万個もの卵を動物の小腸内に産み落としますが、

これらの卵は糞便とともに一旦体外に排出されます。



外界に出た糞便に汚染された食物や手指を通じて再び宿主の体内に入り込み、

成長するというのが一般的な回虫の生活史です。





先日、実物を見てびっくりしました(;゚Д゚)!!!





主な症状は、

    食欲不振
    下痢
    嘔吐(ひものような回虫を吐き出すこともある)
    腹痛
    腹部のふくらみ
    子犬の発育不良
    体重減少
    貧血
    毛づやの悪化

が、みられます。





今日は愛犬、愛猫のウンチのチェックを

してみてはいかがでしょうか(*^^*)☆









写真は、、、、、、、ふじ子♡



落ちる前です(笑)






神奈川県横須賀市のやまなか動物病院は

夜間救急も対応しています☆☆☆

http://www.yamanaka-vet.com/

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2014年12月 5日 金曜日

逆くしゃみについて


こんにちは☆受付の秀美です(^^♪



今日は診察中、最近よく聞く逆くしゃみについて勉強してみました☆☆☆





逆くしゃみの正式名は、発作性呼吸と呼ばれる呼吸方法だそうです。


通常のくしゃみは、空気が鼻孔を通して急速に押し出される現象のことを言いますが
「逆くしゃみ」は鼻孔から空気を急激かつ連続的に吸い込む発作性の呼吸です。


これは、まるで犬がくしゃみを吸引しようとしているかのように見えるので
「逆くしゃみ」と言われているそうです。



人間がくしゃみをする時、よく目をつぶってしまいますが、
犬が「逆くしゃみ」をしている最中は、首を前方に伸ばして、
目を開き、立った状態で行うことが多いようです。


その時の姿は鼻に何かついたものを振り払うようで、
さらに大きな鼻息音を出して鼻から急速に空気を吸い込みます。


ブコブコいう感じです!!!




原因は、
残念ながら未だ解明されていません。
アレルギー素因をもっている場合、この問題は悪化すると言われていますが、
実際そのアレルゲンを特定することは困難であることが多いようです。

その他にも、ウイルス疾患、細菌感染、異物、軟口蓋過長などが影響している
と言われていますが、多くのケースが特発性です。



また、小型犬や短頭犬種でよく起こると言われ、
特にプードル、パピヨン、チワワなどでよくみられます。



やまなか動物病院でもチワワさんが圧倒的に多い印象があります!!



対応としては、
愛犬の舌を触ってつばをゴクリとのみこませるようにしたり、
咽頭(のど)や胸部をマッサージしたり、
鼻孔を閉じる方法が良いとする学説もあるそうです。

(水分や食べ物を口の中に取り込んで、咽頭から食道・胃へと送り込むことを刺激する方法だそうです)



ホントかな... 苦笑。



1日に何回も起こすことがありますが、「逆くしゃみ」の前後に、犬が意識を失ったり、
倒れたりすることはないようですが、多くの犬が生涯にわたって症状を繰り返すとも言われているそうです。



もしかして逆くしゃみ?
他の病気?

と悩んだ時は、携帯で映像を撮影して来院されると便利ですので
是非携帯を活用してみて下さいね☆☆☆





話は変わりますが...


クリスマスバージョン♡

鼻光ります♡♡



あ~逆光♡

こんなんで受付にはいませんが(笑)



お気軽にご来院下さい☆☆


 

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2014年12月 4日 木曜日

狂犬病について☆


こんにちは☆看護師の市川です(^O^)/♡




今日は狂犬病について書きたいと思いますっ☆!

狂犬病は日本では撲滅された感染症ですが、発症してしまうと、人も動物もほぼ100%死亡してしまう、恐い 病気です。




イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど一部の国を除き世界中で、現在も死亡患者が出ている感染症です。



狂犬病の犬に咬まれて感染することが多いので「犬」と名がついていますが人を含め、全ての哺乳類動物が感染し、発症すると確実に死に至る人獣共通感染症です。






狂犬病ウイルスは、狂犬病に感染した動物の唾液中に含まれており、咬まれることや舐められることにより傷口から侵入し、神経の中でさらに増殖をしながら脳まで到達します。





極めて稀ですが、濃厚なウイルスによって口や目、気道などの粘膜からの感染によって発症することもあります。






感染から発症までの潜伏期間は一般的には1~2か月です。




発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、食欲不振、悪心・嘔吐、喉の痛み、空咳などの風邪の症状ではじまり、咬傷部位の痛みや痒み、その周辺の知覚異常をともないます。




脳炎症状は運動過多、興奮、不安、狂躁から始まり、錯乱、幻覚、恐水発作などの筋痙攣を呈し、また犬は攻撃的になり人や動物に突然襲い掛かり咬みつくようになります。



最終的には昏睡状態から呼吸停止で死にいたります。






横須賀市では、狂犬病予防法により毎年1回、4月1日から6月30日の間に、飼い犬に狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています。





今年度の登録は27年3月1日までです。








話は変わりますが!

病院にあるカットスタイルの雑誌を見てたんですが

メリーさんやライオンキングカット いるんですかね\(゜ロ\)(/ロ゜)/?

やるならどっちにします♡♡?笑




【 リアル・メリーさん 】





【 ライオンキング 】








神奈川県横須賀市佐原のやまなか動物病院☆

年末年始も休まず診療しています☆
 

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